労働災害事例の紹介

■フォークリフトの爪により負傷した災害例があります

 トラック運送事業の荷降ろし作業の際に下のようなフォークリフトの爪による労働災害が発生しています。

 

●荷降ろし時に一時降車

 フォークリフトの作業者が、4トントラックのパレット荷を取り卸すためにトラックの側方にフォークリフトを止めました。

 このとき、フォーク(爪)は地上約60cmの高さにしたまま、また、エンジンをかけたままの状態で駐車ブレーキをかけてフォークリフトから降りて、トラックに接近しようとしました。

 

●無人のリフトが動き出す

 作業者がトラックのアオリを降ろそうとしたところ、エンジンがかかった無人のフォークリフトが動き出し、作業者は爪とトラックボディに挟まれて負傷しました。

 

 なお、床面は平坦ではなく約3度ほどの傾斜があったため、フォークリフトが動きやすかったのです。

■災害に対する再発防止策は──

■フォークリフトのオペレーターが運転位置を離れるときは、

 ①  フォーク(爪)を最低降下位置に降ろすこと。

 ②  フォーク(爪)の先端が床に接するまでマストを前傾させること。

 ③  エンジンを止めて駐車ブレーキを確実にかけ、必要があれば車輪止等の措置を施すこと。

■トラックからの荷降ろしは、出来る限り平坦な場所で行うこと